2024年米大統領選に向け共和党の候補指名を目指すデサンティス・フロリダ州知事の最大の献金者であるホテル経営者ロバート・ビグロー氏は、トランプ前大統領に支持を切り替える考えを示した。写真は、ビグロー氏。2019年9月12日に米ラスベガスで撮影。(2023年 ロイター/Steve Marcus)

米大統領選、デサンティス氏最大の献金者がトランプ氏支持に転向

Alexandra Ulmer

[8日 ロイター] – 2024年米大統領選に向け共和党の候補指名を目指すデサンティス・フロリダ州知事の最大の献金者であるホテル経営者ロバート・ビグロー氏は、トランプ前大統領に支持を切り替える考えを示した。ただし、トランプ氏が収監されないことが確実になるまで献金は控えると述べた。

ロイターのインタビューで「私はトランプ氏支持だ。起訴の結果を見守るため、当分の間は傍観者でいることに決めている」としている。

トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆そうとした試みなどに関連して、4件の刑事裁判と3件の民事裁判を抱えている。それでも、24年大統領選の共和党候補指名争いでは圧倒的なリードを保っている。

ビグロー氏は、妊娠6週目以降の人工中絶を原則禁止する法案にデサンティス氏が署名したことに反発したとされる。

インタビューではまた、現在の中東の混乱に対処するにはデサンティス氏よりトランプ氏の方が適任だと思うと話した。

関連記事
エポックタイムズジャパンで2024年米大統領選の結果や動向をめぐる6日の動きを随時更新でお伝えします。 202 […]
ミシガン州で中国人留学生が不法に投票し起訴された。州当局は非市民の投票を深刻視し、選挙の安全性を強調している。留学生は投票の撤回を試みたが既に集計済みだった。州は不正防止に取り組む姿勢を示し、議員からは中国共産党の干渉を懸念されている
トランプ氏とハリス氏の接戦が予想される中、激戦州では偽情報対策や警備を強化。開票速度は州ごとに異なり、郵便投票の多い州では結果確定までに時間を要する見込み
イーロン・マスク氏とトランプ前大統領を支える特別政治活動委員会(スーパーPAC)「アメリカPAC」が100万ドル(約1億5000万円)を有権者に贈る行為をめぐり、米東部フィラデルフィア州検察当局が差し止めを求めたものの、判事は却下した。
米大統領選で誰が次期大統領になっても、米経済の減速が来年に懸念され、複数の専門家が指摘しています。