上岡龍次コラム
欧米がイスラエルによるガザ空爆を黙認する理由と漁夫の利を狙う習近平
ガザ地区からハマスがイスラエルへ奇襲攻撃を行い中東情勢が一気に悪化した。中東はハマスとイスラエルの対立だけではなく中東に駐留するアメリカ軍基地も親イラン派武装勢力からの攻撃を受けている。アメリカは空母打撃群や防空部隊などを中東に追加配備することで対応に追われアメリカとイランの関係も悪化した。
中国は中東情勢の悪化を見ながらも台湾・フィリピン・日本との対立を続けており、結果的にアメリカとの軍事衝突も意に介さない態度を示した。中東情勢の悪化は海上交通路を遮断し世界経済を悪化させるリスクが有るが中国は現実を見ない外交を続けている。
結論から先に言えばハマスは習近平にハイリスク・ハイリターンの結果を与えている。最悪の場合は習近平の政治生命を断つが成功すれば世界で最も利益を得る立場になる。
関連記事
トランプ米大統領は、中国は新型コロナウイルスのパンデミックについて少なくとも10兆ドルを支払う義務があり、各国は被った損害への賠償の内金として、中国に対する債務を全て帳消しにすべきだと主張している。
米中間選挙において、身内に距離を置かれたオバマや遊説を避けたバイデンに対し、トランプは自ら「最高応援団長」として猛烈に全国を駆け回る。逆風の世論調査にも怯まず、強気に自らを売り込む姿を追う
米中間選挙後、米国とイスラエルがイランへの大規模攻撃を再開する可能性が浮上。72時間の集中攻撃やナタンズ近郊の地下核施設が焦点となる中、イランは周辺国との外交交渉を進める一方、ホルムズ海峡封鎖やミサイル攻撃を切り札としている
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考
中共の五中全会を前に、全国政協副主席の胡春華が重要会議を欠席し、失脚説や家族の連絡途絶説が浮上した。中共内部関係者は体調不良が理由だと説明する一方、政治的復権は困難との見方を示した