香港で拘束され、刑期満了後に中国本土へと移送された女子大学生の曽雨璇(そ・うせん)さんの即時釈放を求めて、海外在住の香港人は署名活動を展開している(スクリーンショット)

香港女子大生、中国へ「送還」され音信不通 釈放呼びかける署名も

香港の大学に通う中国本土出身の女子大学生が「扇動」の罪で実刑判決を下され、刑期満了後に行方がわからなくなった。娘の身を案じて香港に渡った母親も帰国後に音信不通となり、注目を集めている。中国当局に拘束された可能性があり、海外在住の香港人は二人の即時釈放を求めて、署名活動を展開している。

音信不通となったのは、香港中文大学で博士課程を履修する曽雨璇(そ・うせん)さん。今年の6月4日、「国殤の柱」が描かれた旗を掲げようと計画したとして、扇動罪で香港警察から6か月の実刑判決を受けた。10月12日に刑期を終えて釈放された。

曽雨璇さんは香港で学業を納めていたにもかかわらず、刑期が満了すると香港政府によって中国本土に強制送還された。深セン到着後、曽雨璇さんと香港の友人たちとの連絡は途絶えた。娘の行方を追って香港に行った曾さんの母親も、10月20日に中国本土に戻った後、外部との連絡を絶った。現在に至るまで、母娘の消息はわかっていない。

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