写真は2019年5月30日、軍事訓練中の台湾軍の様子。参考写真 (Photo credit should read SAM YEH/AFP/Getty Images)
上岡龍次コラム

中国共産党軍がハマスの奇襲攻撃を参考に台湾侵攻をすると100%失敗する

10月7日にハマスはイスラエルに対して奇襲攻撃を開始しガザ地区の領土を拡大した。ガザ地区を監視していたイスラエル軍は奇襲攻撃に対応できず各所で捕虜になるか撃破されることになる。さらに防御力が高いことで評価されているイスラエル軍のメルカバ4戦車が撃破されたことで世界を驚かせた。

世界はイスラエル軍に察知されることなく奇襲攻撃に成功したことに驚くと同時に民間人への殺害を批判する。イスラエル軍は混乱から立ち直ると奇襲攻撃の48時間後からイスラエルに侵攻したハマスを排除した。だが、その後から中国の中国共産党軍がハマスの奇襲攻撃を参考に台湾侵攻を行うとの声が拡大する。

ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃は世界に衝撃を与えた。イスラエル軍に察知されること無く大量のミサイル・ロケット弾を備蓄し一斉攻撃を成功させた。さらに大量の弾幕に紛れてハマスはイスラエル領内に侵攻して領土を拡大したのは事実。この事実から中国共産党軍が台湾侵攻の参考にすると危機感を持つ声が出た。結論から先に言えば中国共産党軍がハマスの奇襲攻撃を参考に台湾侵攻をすると100%失敗する。

▶ 続きを読む
関連記事
中国による突然の「対日批判」。現代の中国で起きている政治家たちの権力争いや失脚の裏側を、毛沢東時代の「文化大革命」の歴史と重ね合わせながら浮き彫りにする
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
解説 定期的に、大衆は新たな微生物の脅威に直面する。そのパターンは常に一定だ。悲劇的な死や集団感染が発生すると […]
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る