中国9月の製造業PMIが減少、サービス業PMIは今年最低値
中国の財新網が10月1日に発表した9月の中国製造業の購買担当者指数(PMI)は50.6となり、8月より0.4ポイント低下した。同時に、サービス業のPMIは50.2に減少し、これは今年最低の数字だ。これに対して、中国国家統計局が9月30日に発表したデータによれば、9月の製造業PMIは50.2%で、8月より0.5ポイント増加し、約半年ぶりに拡大に転じた。
財新網のデータによれば、製造業とサービス業はどちらも一時的に拡大期を経験したが、9月にはこれら2つのセクターのパフォーマンスはいずれも低下している。製造業のコストが増加し、原材料の価格が上昇し、これが生産経営にプレッシャーをかけている。これは、需要の弱さと業界の未来に対する信頼の不足を反映している。サービス業の減少は更に顕著で、需給の拡大速度も明らかに減速している。
一方、中国国家統計局のデータは異なる経済像を描き出し、大企業のPMIは0.8ポイント増加し、中小企業のPMIも0.3ポイント上昇している。このデータによれば、いくつかの困難に直面しているにもかかわらず、経済は依然として回復と発展の途中にある。
関連記事
日中間の緊張が続く中、中国共産党(中共)商務部は24日「日本の軍事力強化に関与した疑い」があるとして日本企業・機関20社を輸出管理リストに追加した。このうち制裁対象となった企業の一社が、SNS上で一文字だけの投稿で反応し、関心と議論を呼んだ。
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う
北京首都国際空港は旅客数で長年中国首位だったが、現在は巨額赤字に陥り、ここ6年間の累計損失は115億元に達した。複数の分析では、この赤字は中国共産党総書記習近平の政策判断と関連しているとの見方が出ている