許家印と恒大集団の危機により、その資金の動向に対する注目が高まっている。報告によれば、最大で500億元の資金が移転され、その具体的なルートも徐々に明らかになってきている(Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)

【深掘り】恒大集団会長逮捕 偽装離婚で莫大な資産を移動か? 前妻が焦点に

先日、中国恒大集団の許家印会長は、違法犯罪の疑いで中国共産党(中共)当局に逮捕された。これが恒大の巨額な負債危機と企業ガバナンスの問題として注目を集めている。許家印は、米国で破産保護を申請しようと試みたが、結局、これが実現することはなかった。

2023年9月28日、恒大集団の株は、香港証券取引所で全面的に取引停止となった。同時に、許家印氏は法的制裁に直面し、彼と数名の主要な経営幹部、その中に彼の次男、許騰鶴(Peter Xu)氏も含まれ、すでに逮捕されている。何人かの上層幹部の居場所は、現在も不明であり、一連の違法犯罪行為に関与していると見られている。

許家印氏と恒大集団の危機により、その資金の動向に対する注目が高まっている。報告によれば、最大で500億元(約1兆円)の資金が移転され、その具体的なルートも徐々に明らかになってきている。

▶ 続きを読む
関連記事
米ハドソン研究所主任の余茂春氏は米軍の最近の勝利で中共製の兵器の無力さが明らかになっていることについて、そのことが中共内で数十名の軍事工業専門家の粛清につながり、一部は不審死を遂げていると指摘した
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
中国南部で大気の状態が非常に不安定となり、広州では3月29日、猛烈な雷雨に見舞われた。1時間の降雨量は54.8ミリに達し、道路の冠水が相次いだ。現地のネット上では、「高圧洗浄機のような雨だった」と驚きの声が上がった
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
最近、中共外交部と中国中央電視台(CCTV)が米国に留学していた中国人博士研究員が米国の法執行機関による事情聴取を受けた後に自殺したと主張したうえで、米国が国家安全の概念を拡大していると批判した。