イメージ画像。2019年11月26日撮影、中国遼寧省瀋陽市の図書館で勉強する大学生。(STR/AFP via Getty Images)

不安にさいなまれる中国の若者たち 大学生の2割強が「うつ病」に

最近、中国の大学生の「心の健康状態」に関する懸念の声が広がっている。中国当局による最新の調査の結果、大学生の半数近くが心に不安を抱えており、全体の21.48%が「うつ病」であることがわかった。

中国科学院が約8万人の大学生を対象に行ったメンタルヘルス調査によると、うつ病率が約21.48%、心に不安を抱えている学生が約45.28%という結果が出た。

専門の学術誌にも掲載された別の研究によると(中国の)全国の大学生約10万人を対象とした調査で、彼らの精神障害の平均的な発病率が22.8%という結果も出ている。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した