画像(左)は9月11日に広西チワン族自治区の南寧市で降った雪。画像(右)は9月8日に広東省仏山市で降った雪。 (SNS投稿動画よりスクリーンショット)

中国最南部で9月に雪が降った 異常気象に「怨念があまりに強いから」の声も

最近、中国を次々に襲った台風の影響は最南部の広東省や広西チワン族自治区にまで及び、各地で深刻な洪水や土砂崩れを引き起こした。

洪水災害の爪痕が生々しいなか、広東省や広西チワン族自治区では、なんと「9月に雪が降る」という異常気象まで現れた。中国最南部のこの地域で、9月に雪が降ることはほとんどない。ネット上では、この異常気象について「地上の怨念が、あまりに強いからだ」とするコメントが殺到している。

今月8日には広東省仏山市(広州市から南東わずか10キロ)で、その3日後の11日には広西チワン族自治区の南寧市で降雪が確認された。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか