9月6日、福建省福州市内の様子。洪水により浸水した地域が多発している。(CFOTO/Future Publishing via Getty Images △)

中国南部で大規模な洪水 政府は「いつも通りの情報封鎖」に躍起

中国南部の福建省で、台風9号および11号がもたらした豪雨の影響により大規模な洪水が発生。多くの道路が寸断され、浸水や家屋の倒壊などの被害が出ている。

中国メディアによると、同省福州市では6日午前時点で、約150の村に住む約5万人が被災し、3万6000人が緊急避難を余儀なくされた。また現在のところ、市内で住民の救助にあたっていた要員のうち「消防隊員2人が死亡。警察官1人が行方不明」と報じている。

ただし、中国で公式発表される死亡者数などの数値については、最近の河北省の例「洪水による死亡者29人」をみても分かるように、必ずしも実態を伝えていない可能性が高い。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した