8月1日、北京市西郊の房山区での洪水。(PEDRO PARDO/AFP via Getty Images)

被災地でくすぶる不満 補償金は支給されず、救援物資は転売されて役人の懐へ=中国

中国北部で洪水が起きてから3週間以上が経過したが、一部の被災した村では、依然として水道や電気は復旧していない。補償金も救援物資も届かず、被災民の不満が高まっている。

洪水は引いたものの、全てが泥水に浸かった被災民らは、清潔な水や食料、衣類、寝具などを切実に必要としている。一部の市民は、住む家すらない。だが、当局による情報統制のため、外部へ助けを求める声は封鎖されている。

被災した北京市房山区にある陳家台村の村民は21日、「救援物資は村民に支給されていない。1人660元(約13000円)の補償金を受け取っていない人も大勢いる」と明かした。

▶ 続きを読む
関連記事
中国各地で青少年の失踪が相次ぎ、河南省新蔡県で起きた中学生の不可解な死亡をきっかけに、保護者の不安が一気に高まっている
売れないのに作り続けた結果か。 新年早々、中国の車市場で値下げが続いている。
普通の質問をしただけで、AIから「消えろ」「時間の無駄」と返ってきたらどう思うか。 中国IT大手テンセントのAIをめぐり、暴言応答が拡散し不安が広がっている
中国で台湾の国旗Tシャツ470枚が押収。違法とは言われず、「問題品」として足止め。何が問題かは誰も説明しない。十数年続いてきた行為が、ある日突然止められた
北京のど真ん中にある最高権力中枢「中南海」が、中国の地図アプリで「存在しない場所」に?しかし、建物は消えていない。消えたのは検索結果と、政権の余裕だったのかもしれない