乳製品の消費低迷に生産コスト高騰 廃業する牧場相次ぎ、乳牛の「殺処分」も=中国
深刻な経済不況下にある中国では、乳製品消費量の低迷が続き、廃業に追い込まれる牧場が相次いでいる。乳業の業界関係者によると、多くの乳製品関連企業が淘汰されるなか、かろうじて廃業には至っていない牧場でも生き残りをかけて、コスト削減のため乳牛を売却するなどしているという。
河北省のある大規模酪農場の責任者はこのほど、上海の官製メディアの取材に対し、「最近、飼料価格が高騰している一方、乳価は下がり続けている」と明かした。
この責任者によると「私の農場では、これまで乳価は比較的安定していたが、最近は原価を下回り、1キロあたり3.6元(約71円)まで下落した」として、市場の先行きへの懸念を語った。そのため、今では毎月の損失を少しでも抑えるために、一部の乳牛を売りに出したり、殺処分するなどして飼育頭数を減らしているという。
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