2023年6月21日、米国のチャック・シューマー上院院内総務 (Kevin Dietsch/Getty Images)

フェンタニル問題で新たな対中制裁を=米上院院内総務

米国のチャック・シューマー上院院内総務は16日、医療用麻薬フェンタニルを米国に持ち込む役割を果たしているとして、中国に対して新たな制裁を科す超党派の修正案を国防権限法に盛り込むよう働きかけると述べた。

フェンタニルはヘロインの約50倍強力と言われるオピオイドの一種。司法省によると、2022年に過剰摂取で死亡した米国人は約11万人に上るとされ、フェンタニルの流入が大きな社会問題となっている。

シューマー氏は記者会見で、現在米国内に出回っているフェンタニルの多くは、中国政府の全面的な承認と了解の下、中国の生産拠点からもたらされていると指摘。こうした問題に対処するため、2024年国防権限法(NDAA)の年次国防予算に修正案を加えることを支持し、米国内でのフェンタニルの蔓延を国家非常事態と宣言し、中国共産党政権に制裁を科すと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ホワイトハウスによると、これらの一連の覚書により、エネルギー省は「ひとつの大きく美しい法案(One Big Beautiful Bill Act)」で確保された資金を利用可能になるという
イランとの停戦は4月22日の夜に期限を迎えるとトランプ氏は述べた
パキスタンが米軍にイラン港湾への封鎖解除を提案し、米・イランの新たな和平交渉の開始を求めたと一部メディアが報じたが、トランプ大統領はこれを否定した。
トランプ大統領が最近、イボガイン含むサイケデリック薬の研究・利用促進へ大統領令に署名。退役軍人の自殺問題や精神疾患治療への新たな選択肢として注目している。FDA承認や規制緩和も焦点に
米ニューヨーク市のマムダニ市長と、オバマ元大統領が4月18日、初めて公の場で会談し、民主党を代表する世代の異なる政治家の交流が実現した