写真は中国・広州の道路(MIKE CLARKE/AFP via Getty Images)

中国は、なぜ「人助けができない国」になったのか?

中国の古典であり、儒教の経書のなかでも特に重要とされる九つの書物を「四書五経」と呼ぶ。書名を列挙すると『論語』『孟子』『大学』『中庸』『詩経』『書経(尚書)』『易経』『礼記』『春秋』である。

そのなかの『孟子』は、人間が本来もつ「性善説」を明示したものとして、ひろく知られている。

以下に挙げた『孟子』公孫丑編の一節は、孟子の説く「性善説」を具現化した説明として、あまりにも有名である。本記事が伝える内容の中心でもあるため、原文を引用し、その下に日本語訳を添える。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が北京を離れた直後、今度はプーチン氏が訪中へ。中ロは「戦略協力深化」を強調し、善隣友好条約の更新も予定される。専門家は、北京の狙いとしては、米中接近観測を打ち消し、中ロ結束を世界に誇示することだとみている。
「最も冷酷で無慈悲な指導者」ポンペオ元米国務長官は今回の訪中を受け、自身の習近平に対する見解を改めて語った。台湾問題をめぐる発言は「脅迫」だと警告し、「習近平に幻想を抱くな」とも訴えた。
実在しない地下鉄駅の看板を設置し、それを「売り」に物件販売。販売終了後には看板撤去。「もはや詐欺レベル」とあきれ声が広がる中国の悪質な不動産販売
日本の人気ラーメンチェーン「一蘭」に酷似した店舗が北京に現れ、SNS上で物議を醸している。看板やロゴのデザイン、メニューの内容まで本家に酷似している。批判の声が相次いでいる。一蘭側は中国本土に店舗はないと説明し、法務部門が対応を進めている
就職難が深刻化する中国で、「美容整形すれば採用」と若い女性を誘い出し、高額ローンを組ませる手口が明らかになった。しかし整形後、約束された仕事はなく、残ったのは借金と体の不調だけだった