2020年4月6日、スイス・ジュネーブのWHO本部にて、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス長官(AFP via Getty Images)

主権国家の権利侵すパンデミック条約…中国共産党の影ちらつくWHO(4)

(3)はこちら。

そもそも、世界保健機関(WHO)は、本当に健康上のリスクと戦い、人々の健康を促進することに取り組んでいるのだろうか。法輪功の問題について、単刀直入に言わせてもらおう。 

法輪功は、真・善・忍を原則とする精神修養法で、気功の5つのエクササイズを含んでいる。とても健全で健康的に聞こえるが、実際1999年には、約1億人の中国人が法輪功を実践していた。つまり、多くの人々が、法輪功を健康的かつ有益なものと捉えていたということだ。

▶ 続きを読む
関連記事
就役からわずか1か月で台湾海峡を北上し、造船所へ戻る可能性が指摘される中国空母「福建」。電磁カタパルトの信頼性や電力供給に不安を抱えたまま「政治ショー」として急ぎ就役した実態が、中共海軍の年末の不名誉を浮き彫りにしている
ワクチンに反対しておらず、安全性を高めたり、成分や副作用をしっかり調べることを呼びかけマッカーシーさんは反ワクチン派と呼ばれ、攻撃を受けた。しかし米CDCの調査により彼女の主張が正しかったことがわかった。
昭恵夫人が公判で語った吉田松陰の言葉を軸に、安倍晋三元首相の「志」を読み解く。悲しみを超え、拉致問題解決への意志や「公」の精神を次世代へ繋ぐ。私的な感情から公の再生へと向かう時代のうねりを考察する
高市総理は臨時国会閉会後の会見で、松下幸之助の教え「素志貫徹」を引用し、困難を乗り越える決意を表明。物価高対策や補正予算、防衛強化、危機管理投資を推進し、国民生活を守る姿勢を示し、中国との対話も継続する方針を強調
中国共産党が日本に本当に求めている事とは、さらなる謝罪ではない。ほぼ1世紀後になって、日本の選挙で選ばれた指導者が、地面にひれ伏すほどの屈辱を受け、中国共産党の独裁的要求に従う姿を見せることだ