ロシアのプーチン大統領は9日、隣国ベラルーシで戦術核兵器の貯蔵施設の準備が7月7─8日に整った後、直ちに配備を始めると明らかにした。2022年2月撮影(2023年 ロイターSputnik/Sergey Guneev)

ロシア、7月にベラルーシに戦術核兵器配備=プーチン大統領

[モスクワ 9日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は9日、隣国ベラルーシで戦術核兵器の貯蔵施設の準備が7月7─8日に整った後、直ちに配備を始めると明らかにした。国外に戦術核兵器を配備するのはソ連崩壊後で初めて。

プーチン氏は3月、ベラルーシに戦術核兵器を配備することに合意したと発表。米国は何十年にもわたって欧州の多くの国々に戦術核兵器を配備してきたと指摘していた。

プーチン氏はベラルーシのルカシェンコ大統領と黒海沿いの保養地ソチで食事をしながら核配備計画について話し、「全ては計画通りに進んでいる」と伝えた。

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