中国製港湾クレーンは「スパイツール」…米下院、中国対抗法案を発表
米下院の超党派議員は10日、中国製の港湾クレーンの使用を制限する法案を発表した。セキュリティリスクの検査を政府機関に義務付ける内容などを含む。議員らは声明で「クレーンは中国共産党のスパイツールになり得る」と警鐘を鳴らした。
法案は共和党のカルロス・ヒメネス議員と民主党のジョン・ガラメンディ議員が共同提出した。中国共産党の不当な影響力に対抗するため、外国製クレーンのセキュリティ検査のほか、既存または新たに建設された外国製クレーンがもたらす脅威を評価するよう、サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁に義務付ける。
ヒメネス氏は声明で「中国共産党は競争相手ではなく、米国と地政学的利益を積極的に損なう敵対的国家だ」と指摘。法案はこうした国からの「サイバー攻撃や侵害から米国の港を守ることを保証する」と意義を強調した。
関連記事
1月27日、米国はパリ協定から正式に離脱した世界で唯一の国となった。今回の離脱は、トランプ政権による多国間機関への包括的な見直しの一環でもある
ルビオ米国務長官は28日、ベネズエラのマドゥロ元大統領の拘束に向けた軍事行動および米国の対ベネズエラ政策について、過去20年で初めて中共、イラン、ロシアがベネズエラで有する影響力を弱体化し排除することを目的とした真剣な協議が行われたと述べた。
トランプ米大統領によるグリーンランド買収提案に対し、デンマークとグリーンランドの両首相がパリで欧州の結束を訴えた。ロシアの脅威や「ゴールデン・ドーム」構想が浮上する中、北極圏の安全保障の行方を追う
トランプ氏がグリーンランドの軍事基地区域における「主権」取得に向け、交渉中であることを明かした
トランプ米大統領が、カナダが「中国と取引をする」ならばカナダ製品に100%の関税を課すと発言したことを受けての回答