北京、2023年5月3日撮影。(GREG BAKER/AFP via Getty Images)

中国メーデー休み、目立つのは貧乏旅行ばかり 「偽りの繁栄」のなかで「酔生夢死」を指向する人たち

中国では、5月1日の労働節(メーデー)をはさむ数日間が大型連休になる。今年のメーデー休み期間中、コロナ明けの連休ということもあり、国内の主要な観光地は各地からの観光客で賑わった。

特に今年は「淄博(しはく)バーベキュー」が大ブームになった。山東省淄博市の「ご当地グルメ」であるバーベキュー(BBQ)を目当てに、全国各地から来訪する旅行者は、この小さな地方都市を埋め尽くさんばかりの勢いになっている。

メーデー連休が最終日を迎えた3日、中国政府の文化旅行省は「連休中の国内旅行者数は延べ2億7400万人に達した」との推計を公表した。

▶ 続きを読む
関連記事
走行中に突然炎上。原因は「芳香剤」? 別の死亡事故では検証記事が消え、事故現場まで覆われた。中国EVをめぐる不可解な展開に、またも疑問の声
仕事はない。でも毎朝「出勤」する。中国では失業を家族に隠すため、お金を払って「会社に通う」人まで現れた
怒りの沸点が低すぎる中国の日常。配達員が男性を殴打、工事作業員は警備員をハンマーで襲撃。車の割り込みをめぐる口論では死者まで。ささいなトラブルが、一瞬で凶行に変わる
大金入りのバッグを拾った中国の男性。本当の持ち主に返したい。でも、偽物が名乗り出たら?男性が考えたのは、「数字のクイズ」
午前4時、中国の街角。料理の配達バッグの中で、小さな子供が一人泣いていた。親は料理を届けに行っていたとみられる