メーデー休みの人気スポット「淄博(山東省)」で失踪した我が子を探す親たち、2023年5月。(中国SNSより)

「最も繁栄した場所にいる、最も孤独な人たち」 メーデー休みの人気スポットで、我が子を探す親たち=中国・淄博

中国山東省に淄博(しはく)市という地方都市がある。日本ではほとんど知られていない地名だが、中国においても、近年までは特に有名であったわけではない。

その淄博が、客が食材を野外で焼いて食べる食事、いわゆるバーベキュー(BBQ)を町おこしの一環として取り上げた。とりわけコロナ規制が解除されてから、官製メディアによる「明るい話題」の政治宣伝によって、淄博はあっという間に誰もが知る「バーベキューの聖地」となった。

その背景には、コロナ禍の打撃によって中国経済が瀕死の状態になり、企業や商店が軒並み倒産したことがある。

▶ 続きを読む
関連記事
4月3日夜、中国共産党中央政治局委員の馬興瑞が「重大な規律違反および違法の疑い」で調査を受けていると報じられた。習近平派の側近中の側近とされる馬興瑞の失脚を受け、習近平が苦境に立たされているとの見方が広がっている
神韻芸術団の公演を鑑賞した日本の国会議員らは、中国共産党(中共)による国境を越えた弾圧は恐怖心に基づくものであり、成功させてはならないとの認識を示した。山田宏議員は中共がなぜ神韻を恐れているのかを語った
米軍が命懸けで戦士を救出した行動には大きな称賛が集まる一方、中国共産党が自国兵士に装備させ、孤立時に上官が遠隔操作で起爆できる装置に再び注目が集まっている。
「中国の良心」と呼ばれる人権派弁護士・高智晟氏の失踪から8年以上が経過。米国での像除幕式に合わせ、アムネスティが声明を発表し、中国当局に対し即時かつ無条件の釈放と所在の公表を強く求めた
米調査企業は、イランが中国や香港の企業、複雑な中継ルートを介して制裁を逃れ、自爆型ドローンの部品を組織的に調達している実態を暴露した。既存の制裁リストにない企業が網の目となり、軍事拡張を支えている