「親戚が来た」一方的にホテル側が予約キャンセル、価格釣り上げ狙いか 中国大型連休
中国ではまもなく労働節(メーデー)の大型連休を迎え、ホテル等宿泊の需要が急激に高まっている。なかには顧客の予約を一方的にキャンセルし、高値で再販する宿泊施設があるようだ。在留邦人や中国を旅行する日本人も中国側の「突然のキャンセル」には気をつけたい。
中国の旅行予約サイト等によれば、4月29日から5月3日までの期間中、旅行予約件数は新型コロナウイルス流行前の水準まで回復した。旅行企業によれば連休中はホテル価格は通常価格の2~6倍まで跳ね上がり、国内線航空券は一部人気路線では完売となった。
突然のキャンセルには、コロナ禍の期間中の損失を埋めるため、できるだけ高値で予約を取り付けようとする宿泊施設側の狙いがあるようだ。第一財経済をはじめとする複数の中国メディアがこの問題を報じている。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている