中国当局、人権派弁護士らとEU高官の面会阻止 拘束や軟禁で
人権問題について中国に批判的なドイツのベーアボック外相の訪中(13日)に合わせ、中国当局が著名な人権派弁護士らを相次いで拘束している。EU高官らとの面会を阻む目的があるとみられる。
中国の著名な元人権派弁護士・余文生氏と妻・許艶氏は13日、北京の欧州連合(EU)代表部に向かう途中で当局に連行され、刑事拘留された。夫妻は連行される前、ツイッターの投稿を通じて、助けを求めていた。
EU代表部はこれを受けて「受け入れがたい処遇であり、無条件の即時解放を求める」との声明を発表。中国外務省に抗議を申し入れた。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている