カンボジアのティー・バン国防相と駐カンボジア中国大使は、2022年6月8日にプレア・シアヌーク州のリーム海軍基地で式典を開いた (Photo by PANN BONY/AFP via Getty Images)

カンボジアやミャンマーに中国の監視施設 衛星写真などで判明

最新の衛星画像分析や報道によると、中国はミャンマーやカンボジアで中国軍の軍事利用が懸念される施設の建設を進めていることが明らかになった。

英シンクタンク・チャタムハウスは3月31日に発表した報告書で、中国はミャンマーのグレートココ島でスパイ基地を建設していると述べた。インド軍の前哨基地から程なく近いことから、中国の地域における地政学的な狙いを指摘している。

報告によれば、ミャンマーは1990年代初頭からココ諸島に中国の信号情報施設の運営を許可している。日本を含む西側諸国とは異なり、中国共産党政権はクーデターにより始まったミャンマーの軍事政権と良好な関係を築いている。

▶ 続きを読む
関連記事
張又侠らの拘束後、中共軍内で習近平への不服従が拡大。武官の抵抗に文官も同調し、行政命令が機能不全に陥る異例の事態だ。軍報の文言変化や江沢民時代の秘話から、統治の空洞化と体制の危機を浮き彫りにする
専門家はもし中国が台湾を攻撃すれば、米国は中共軍幹部の米国資産に大きな打撃を与える可能性があり、幹部らはそんな事態を望んでいないと分析。しかし習近平は…
共産党軍ナンバー2の張又俠が失脚。背景には「東南派」と「西北派」の激しい派閥抗争と、習近平の軍事特権を脅かす「人事推薦」があった。習の独裁体制を公然と批判した張が、いかにして制圧されたかの内幕を暴く
中南海の「危険な職務」とされる中央軍事委員会副主席。彭徳懐から最新の張又侠まで、失脚や非業の死を遂げた8人の足跡を辿り、クーデターを恐れる最高権力者との間で繰り返される、凄惨な権力闘争の闇を暴く
2026年、中国共産党の「虎退治」は軍トップの張又侠にまで及び、権力闘争は極致に達した。習近平による軍権掌握と続投への布石とされるが、相次ぐ高官の粛清は軍内の真空状態と深刻な反発を招く恐れがある