カンボジアやミャンマーに中国の監視施設 衛星写真などで判明
最新の衛星画像分析や報道によると、中国はミャンマーやカンボジアで中国軍の軍事利用が懸念される施設の建設を進めていることが明らかになった。
英シンクタンク・チャタムハウスは3月31日に発表した報告書で、中国はミャンマーのグレートココ島でスパイ基地を建設していると述べた。インド軍の前哨基地から程なく近いことから、中国の地域における地政学的な狙いを指摘している。
報告によれば、ミャンマーは1990年代初頭からココ諸島に中国の信号情報施設の運営を許可している。日本を含む西側諸国とは異なり、中国共産党政権はクーデターにより始まったミャンマーの軍事政権と良好な関係を築いている。
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