オーストラリアもTikTok禁止へ、セキュリティー上の懸念で
[シドニー 4日 ロイター] – オーストラリア政府は4日、セキュリティー上の懸念を理由に、連邦政府が所有する全ての端末から中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を削除すると発表した。昨年5月の労働党政権発足以降、やや緩和していた中国との外交関係の緊張が再び高まる可能性がある。
同アプリは同様の懸念から、すでに多くの西側諸国が禁止している。
ドレイファス司法長官は声明で、この禁止措置について「実行可能な限り速やかに」発効すると述べ、適用免除はケースバイケースで、適切なセキュリティー対策が施されている場合にのみ認められると説明した。
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