蔡英文氏は訪米 馬英九氏は訪中 2024年台湾総統選は「激戦」の予想
台湾の総統選挙が来年1月に控えるなか、民進党と国民党の大物政治家が同時期に外遊を行っている。蔡英文総統は中央アメリカの友好国グアテマラおよびベリーズを歴訪し、経由地である米国の著名シンクタンクで演説する予定だ。いっぽう、馬英九前総統は中国南京を訪れて「平和」のメッセージを強調した。米中対立の綱引きのなか、最前線の台湾では総統選の前哨戦が始まっているとの見方もある。
蔡英文氏は30日、ハドソン研究所からグローバルリーダー賞を授与された。翌月6日にはレーガン図書館で演説を予定しているほか、ケビン・マッカーシー下院議長との面会の可能性もある。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「米国の『一つの中国』政策に変わりはない」と強調し、蔡氏の訪問は「私的で非公式」とした。いっぽう中国共産党政権に「台湾海峡周辺で攻撃的な活動を強めるための口実にすべきでない」と牽制した。
関連記事
台湾初の国家中核技術漏えい事件でこのほど判決が言い渡され、TSMC(台湾積体電路製造)の元社員2人が営業秘密を漏えいしたとして、それぞれ懲役10年と6年を言い渡された。東京エレクトロンは監督不十分として賠償責任を問われている
SHEINは、米国事業が連邦取引委員会(FTC)の消費者保護調査を受けていると公表した。香港IPOを準備する中、調査結果によっては巨額の支払いが生じ、財務や業績に影響する
台湾の検察当局は、中国へのAI向け半導体の不正輸出に関与した疑いで、半導体大手NVIDIAの社員を拘束し、勤務先のオフィスを捜索
台湾の頼清徳総統は7月27日、総統府で超党派議員連盟「日本台湾友好議員連盟」の会長を務める古屋圭司衆院議員に対 […]
中国が台湾・金門島まで約3キロの海域に建設した巨大空港が年末にも開港へ。金門・尚義空港との離着陸空域は約7割が重複する見通しで、航空安全への懸念が浮上。専門家は、中共の「融合戦略」やグレーゾーン圧力を強める象徴的インフラになる可能性があると警鐘を鳴らしている