米ホワイトハウスは、ロシアで米国人記者がスパイ容疑で身柄を拘束されたことを受け、ロシアに居住、もしくは同国を旅行している米国民に対し直ちに出国するよう呼びかけた。昨年2月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Tom Brenner)

米政府、国民に直ちにロシア出国を呼びかけ 米国人記者の身柄拘束受け

[ワシントン 30日 ロイター] – 米ホワイトハウスは30日、ロシアで米国人記者がスパイ容疑で身柄を拘束されたことを受け、ロシアに居住、もしくは同国を旅行している米国民に対し直ちに出国するよう呼びかけた。

ロシア連邦保安庁(FSB)はこの日、スパイ容疑で米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)モスクワ支局のエバン・ガーシュコビッチ記者の身柄をウラル連邦管区のエカテリンブルクで拘束したと発表。モスクワの裁判所は同氏を約2カ月勾留する命令を出した。

ホワイトハウスは、国務省がロシア政府と直接連絡を取っていると表明。ガーシュコビッチ記者の勤務先のWSJのほか、同氏の家族とも連絡を取っていると明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアの無人機が、ウクライナとポーランドの国境付近でウクライナの列車を攻撃した。その直前には、ボリス・ジョンソン元英首相や欧州の複数の安全保障当局高官が同地を通過したばかりだった。
欧州の化学産業が過去30年で最大の生存危機に。高エネルギーコストや中国製安価品の流入を受け、フランスやドイツなどEU主要国が異例の「セーフガード(緊急輸入制限措置)」発動に向けて動き出した
ドイツ検察当局が、ナチス政権下で迫害されたユダヤ人の子孫を装い、ドイツ国籍を不正取得した疑いで32人を捜査。少なくとも28人が中国籍で、偽造書類や架空の血縁関係が使われたという
欧州金属協会がEU本部前に棺を並べ、中国製部品の安値流入への対策強化を要求。欧州製造業の空洞化や雇用喪失への懸念が高まる中、EUの対中貿易措置の行方に注目があつまる
ベルギー検察は、半導体メーカーBelGaNの元幹部をスパイ活動の疑いで拘束した。窒化ガリウム半導体の知的財産や営業秘密が中国企業に流出した可能性を捜査