昨年10月に学校敷地内で失踪し、今月29日に首つり遺体で発見された江西省の高校生1年生の男子生徒、胡鑫宇さん。(ネットからのスクリーンショット)

「臓器狙いか」噂された失踪高校生、首をつった状態で発見 警察発表

子供の失踪が中国全土で相次いでいる。中国国内は監視カメラや携帯電話情報などビッグデータで個人が監視網から抜け出せないにも関わらず、なぜ子供たちは消えていくのか。

中国当局が公表した「中国における臓器移植の発展に関する報告書(2020年版)」によると、中国は2015年~2020年、臓器提供数、移植数ともに世界第2位だった。病院から、快挙として児童の臓器移植成功のニュースが流れるたび、保護者らの心は不安になるようだ。

失踪した子供たちは、中国共産党と病院、闇組織が絡む「臓器収奪」の闇取引に巻き込まれたのではないかーー。保護者たちを中心に中国の世論は失踪者と臓器ビジネスを関連づける傾向にある。「血液検査に行かないほうがいい。移植希望者と『マッチング』してしまうかもしれないから」こんな呼びかけもあるほどだ。

▶ 続きを読む
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する