シンガポールにある国際刑事機構(インターポール)の事務所 (Photo credit should read ROSLAN RAHMAN/AFP/Getty Images)

中国、インターポールの国際指名手配書の発行要請数最多…台湾「越境弾圧拡大の恐れ」

国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は先月、インドのニューデリーで年次総会を開いたが、今年も台湾のオブザーバー参加を認めなかった。背景には、国際機関に高まる中国共産党の影響工作がある。台湾のシンクタンクは、ICPO「越境弾圧が拡大する恐れがある」と危惧を示した。

ICPO総会は先月18〜21日まで開かれた。これに先だち催された17日の記者会見でICPOのユルゲン・ストック事務総長は、ICPOは中国を中国の唯一の代表であり、台湾は中国の一部であるとして、ICPOの年次総会へのオブザーバー参加を認めない考えを示した。

これを受け、台湾外交部(外務省)は警察の職責よりも政治的配慮の方を優先させているとし、遺憾の意を表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国メディアによると、CIAはアップルやエヌビディア、AMDなどの幹部に対し中共が2027年までに台湾に対して行動を起こす可能性があると警告していたと伝えた
台湾海巡署金馬澎分署は、中共金門の制限水域に進入し、偽造映像まで台湾側の対応内容を意図的にねつ造していると指摘
台湾の賴清徳総統が旧正月の総統府に日本大食い女王アンジェラ佐藤氏とYouTuber Iku氏を招待。水餃子100個を振る舞い、日台友情を語る。美食が国境越えの絆を象徴
米連邦議会の超党派議員37名は台湾の立法院宛てに書簡を送り、台湾の国防特別予算への関心を示した。これを受け、立法院の韓国瑜院長と江啟臣副院長は2月16日、共同声明を発表し、立法院開会後、国防特別予算に関する議案を最優先で審議すると表明
ミュンヘン安全保障会議において、中共政府側からの激しい対日批判に対し、日本政府が毅然とした反論を行い、台湾問題の平和的解決を改めて訴えたことについて、台湾外交部(外務省)は16日、Xで、外務省に対して「心より感謝する」と謝意を表した