中国、インターポールの国際指名手配書の発行要請数最多…台湾「越境弾圧拡大の恐れ」
国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は先月、インドのニューデリーで年次総会を開いたが、今年も台湾のオブザーバー参加を認めなかった。背景には、国際機関に高まる中国共産党の影響工作がある。台湾のシンクタンクは、ICPO「越境弾圧が拡大する恐れがある」と危惧を示した。
ICPO総会は先月18〜21日まで開かれた。これに先だち催された17日の記者会見でICPOのユルゲン・ストック事務総長は、ICPOは中国を中国の唯一の代表であり、台湾は中国の一部であるとして、ICPOの年次総会へのオブザーバー参加を認めない考えを示した。
これを受け、台湾外交部(外務省)は警察の職責よりも政治的配慮の方を優先させているとし、遺憾の意を表明した。
関連記事
香港は前へ進んでいるのか、それとも後退しているのか。一本の動画が、その問いを投げかけた
米軍がウクライナ製の無人水上艇をインド太平洋地域で初めて試験した。黒海で実戦投入された無人艇技術を、台湾有事や中共軍への抑止力として活用する動きが進んでいる
中国共産党の「民族団結進歩促進法」施行を前に、台湾の頼清徳総統が越境弾圧への警戒と民主国家の連携強化を訴えた
台湾国防部は6月23日、中国初の電磁カタパルト搭載空母「福建」が台湾海峡を通過したと発表した。中共軍の空母による同海峡通過は4月以来だ。台湾軍は全行程を厳重に監視した
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは