大型の対空監視レーダー、フィリピンに輸出へ 防衛装備の完成品として初
浜田防衛相は3日、フィリピンが発注していた大型の対空監視レーダー1基の製造が完了し、11月中旬以降に輸送し、納入すると発表した。安倍政権で防衛装備移転三原則が制定されてから、完成品の輸出として初の事例になる。レーダーの運用経験を持つ航空自衛隊はフィリピン空軍を今月から受け入れて、教育を施す。
対空監視レーダーは航空機などを探知に使用されるもので、2020年にフィリピン国防省と三菱電機の間で4基製造する契約を結んでいた。総額は約1億ドル(約144億円)。
完成した1基目のレーダーの引き渡しとともに、フィリピン空軍の要員を今月4日から自衛隊の教育課程に受け入れ、レーダー器材の整備や運用方法を教育する。
関連記事
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。
日本の2026年版防衛白書は中共を日本にとって最大の戦略的挑戦と位置づけ、台湾情勢の緊迫化に警戒感を示すとともに、日米防衛提携を強化する姿勢を示した
北朝鮮は8月12日午前5時59分ごろ、北朝鮮東岸付近から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向へ発射した。日本海にある日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下したと推定されている
70年続いた日中の経済的相互依存に変化の兆し。レアアース輸出制限、台湾情勢、防衛費増額など、日本が進める「戦略的自律」への動きを詳しく解説する