ご飯、みそ汁、焼き鮭、だし巻き玉子は、朝食の定番メニューです。(shutterstock)

海外で注目される「日本の味噌」がん予防から美容まで

日本語の味噌(みそ)の語源は、発酵の途中で「未だに醤とならないもの」つまり未醤(みしょう)であると言います。いかにも、おいしい味がいま醸造されつつある、わくわくするような名称の食材ではありませんか。

和食が、ますます世界で注目されています。

その関心の中心は、日本が世界有数の長寿国であることから、「日本人が日常的に食べている食事のなかに、健康長寿の源があるのではないか」ということです。

なかでも注目されている食品が、日本の味噌です。味噌には多くの健康効果があることが昔から知られていますが、現代の研究でも、各種がんの予防から美容まで、実際の効果があることが分かっています。

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