米通商代表部(USTR)のタイ代表は3月31日、上院財政委員会に出席した。ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

新経済枠組み、CPTPP参加目指すものではない=USTR代表

[ワシントン 31日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)のタイ代表は31日、上院財政委員会に出席した。中国に対抗するバイデン政権の「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」が関税を引き下げる自由貿易協定を含まないことに民主、共和両党上院議員から不満の声が上がったが、貿易と市場アクセスを促進するための「経済的に意味のある成果」を提供すると証言した。

タイ氏は、IPEFについて「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」への参加や再締結を目指すものでないと表明。貿易の要素としてはデジタル貿易の強化、より厳しい環境・労働基準の設定、その他の要素としては、より強靭なサプライチェーン(供給網)の構築、インフラ整備、脱炭素化が含まれると説明した。

台湾がIPEFへの参加を求められるかどうかについては、言及を避けた。

▶ 続きを読む
関連記事
FRBの金融政策がもたらした経済の歪みを鋭く突く論評。実質金利の罠やマネーサプライの膨張から、資本主義の変質と金融ファシズムの到来を警告する
エヌビディアは初のオープンモデル「Nemotron 3.5 Lightning」を公開した。企業は無償で利用・改変でき、単一GPUでも動作可能。次世代「Nemotron 4」の開発も進める。
米FRBは7月29日、政策金利であるFF金利の誘導目標を3.50~3.75%に据え置くと発表した。3人が利上げを主張
米国のスコット・ベッセント財務長官は27日に開かれた会議で、米国の子どもを対象とする投資制度「トランプ口座(Trump Account)」の正式な開始について、「政府の歴史上、最も成功した立ち上げ事業だ」と述べた。
イーロン・マスク氏は最近、人工知能(AI)データセンターの膨大な電力需要に対応するため、フロリダ州に本社を置くエネルギー会社を約10億ドルで買収した。