3月21日、キエフ北西部のショッピングセンターが爆破され、少なくとも8人が死亡した。ロシアは「ロケットシステムの保管に使われていた」と主張している。(Photo by FADEL SENNA/AFP via Getty Images)

「米ウイルス研究所起源」説、「大統領脱出」説…中露は互いの偽情報を利用する(1)

砲弾を浴び廃墟と化すウクライナの都市、人道回廊を通じて他国へ避難する何万人もの民間人ー。これらは世界各国の人々がインターネットやマスメディアで見ている映像だが、中国国内の人々は異なる映像を目にしている。苦境のウクライナ人に物資を運ぶロシアの「援助」や、ロシア兵を「歓迎する」ウクライナ市民の様子だ。これはロシアの政治宣伝の拡散を中国共産党が許可していることを意味する。米政府系ラジオ・フリー・ヨーロッパが9日、報じた。

中国共産党機関紙・人民日報は9日、ロシア側が南部都市ハリコフでウクライナ人に「120万トンの人道支援物資を運び入れた」と報じる動画をSNS微博に掲載した。再生回数は1週間で300万回を超えた。

別の放送では、中国共産党寄りの香港メディア・鳳凰衛視(フェニックステレビ)のモスクワ特派員が、激しい戦闘が行われている戦略的港湾都市マリウポリの外でロシア軍に同行取材した。このほか、ロシア軍の存在を「歓迎する」と述べる市民たちについて報じた。

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