G7外相会談に出席した際の林芳正外相。イギリスで2021年12月12日撮影 (Photo by Jon Super - WPA Pool/Getty Images)

林芳正外相、ロシア支援なら「国際法上の責任を負う」 中国による援助報道めぐり

林芳正外相は16日の参議院外交防衛委員会で、国際法違反にあたる武力行使を知りながらロシアに協力した場合、その国は国際法上の責任を負うとの認識を示した。中国によるロシア援助関連報道について質問した小西洋之議員(立憲民主)への答弁。

複数の報道によれば、米政府高官は中国がロシア側の要請に応じて軍事的・経済的援助を行う意思を示したと、米情報当局が北大西洋条約機構(NATO)とアジアの同盟国に外交公電で伝えたという。中国外務省およびロシアはこの報道内容を否定している。

小西氏は「ロシア軍に対して軍事物資を提供し支援すれば、中国の行動は国際法違反にあたるのではないか」と政府の見解を問うた。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。