中国船、台湾海峡の砂吸い上げる 「海洋生態系を破壊」
中国の砂上ポンプ船が近年、境界線を越え台湾海域で頻繁に海砂を窃取している。台湾海巡署(海上保安庁に相当)は過去5年間、4340隻以上の中国採取船や運送船を駆逐した。専門家は、中国側による海砂採取で台湾海域の海洋生態系が破壊され、国家安全保障に脅威を与える恐れがあると警告した。米ラジオ・フリー・アジア(RFA)が8日報じた。
報道によると、中国船の8割は台湾海峡南側の「台湾浅灘(または台湾灘)」で駆逐された。海巡署は2019年10月、中国砂上ポンプ船と海砂輸送船をそれぞれ1隻拿捕し、中国籍船員27人を拘束し起訴した。中国側が採取した海砂の99%は陸地に由来する陸源の砂岩だという。
台湾農業委員会(農林水産省に相当)澎湖海洋生物研究センターの謝恒毅主任は、「1つの可能性は(中国採取船が)陸源堆積物が集まる場所の近くで取ったかもしれない。もう1つの可能性は、中国側は台湾浅灘で長期的かつ広範囲に海砂を採取したことで、底質表層の生物起源の堆積物も全部採ったと考えられる。中国側の船は底質の深いところまで届いていると思う」と話した。
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