2021年6月、イスタンブールに所在するトルコ国内オリンピック委員会(TNOC)本部前で実施した抗議デモで北京冬季オリンピックのボイコットを訴えるウイグル人等

北京オリンピック開催間際:中国への圧力を国際社会に促す人権団体

中国政府によるウイグル人イスラム教徒、チベット人、香港市民等への迫害・弾圧の蔓延が物議を醸す中、2022年北京冬季オリンピックの開催を迎えた。これを機に中国に圧力をかけることを国際社会に促す複数の人権団体と元国連当局者が大詰めの訴えを行った。

 2月4日から20日にかけて開催される今回の大会には、世界各国から数千人に上る選手、政府職員、外交官等が参加する。 ロンドンに拠点を置く国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、北京に代表団を派遣する諸国は冬季オリンピックおよび3月4日から13日にかけて開催される北京パラリンピックという機会を良好に利用して中国政府に改善を要請する必要があると訴えている。 

アムネスティで中国研究を専門とするアルカン・アカド(Alkan Akad)研究員は声明を通して、「中国当局がスポーツを利用して問題から社会の目を逸らす単なる手段として北京冬季オリンピックを終わらせるべきではない。国際社会はこの中国政府の宣伝工作に加担してはならない」と主張している。 

▶ 続きを読む
関連記事
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も
トランプ政権は、外国製の人型ロボットや四足歩行ロボットなどを対象とする新たな規制を発表した。中国企業が世界市場で存在感を強める中、米国での販売や海外展開への影響に注目する
中国・成都で若者が市内最高層ビルの屋上に登り、「反体制の象徴」の仮面を着けて発煙筒に点火。映像は中国で削除されたが海外へ拡散。何を伝えようとしたのか
ポケットに手を突っ込み、日本側への「無礼外交」で批判を浴びた中国外務省アジア局長・劉勁松が交代していたことが分かった
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も