韓国の聯合ニュースは30日、韓国軍合同参謀本部の話として、北朝鮮が東岸沖へ飛翔体を発射したと伝えた。日本の防衛省も、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。写真は在クアラルンプール北朝鮮大使館にひるがえる同国国旗。2017年3月撮影(2022年 ロイター/Edgar Su)

北朝鮮が中距離以上の弾道弾、ICBM停止の撤回近づくと韓国大統領

[ソウル/東京 30日 ロイター] – 韓国軍の合同参謀本部は30日朝、北朝鮮が東岸沖へ飛翔体を発射したと発表した。日本政府は、中距離以上の弾道弾だったと分析。専門家は、ここ数年で最大級のミサイル実験だった可能性を指摘している。

聯合ニュースによると、韓国軍は北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイル(IRBM)だとした上で、800キロ飛行し、高度2000キロに達したとする同様の分析結果を示した。

北朝鮮は2018年に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を一時停止(モラトリアム)したが、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は北朝鮮がこの撤回に近付いたとの認識を示した。また、北朝鮮に緊張を高めることをやめ、協議に復帰するよう求めた。青瓦台(大統領府)が明らかにした。

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