米国名門サンタクロース養成学校で行われている事とは
クリスマスが近づくと、世界各地でサンタクロースに扮し、人々に喜びと祝賀の気持ちを伝える人がいます、中にはそのために訓練されたような姿や声の持ち主もいるのです。
アメリカには、良いサンタになるための方法を教える、古いサンタ学校があるそうです。 どのようにサンタを育てているのでしょうか。
(サンタ学校の動画はこちらから)
インサイダー・サイトによると、チャールズ・W・ハワード・サンタクロース・スクールは、ミシガン州ミッドランド郡にあります。1937年に設立され、現在では84年の歴史を持つ米国で最も古いサンタクロース学校です。
実は、この学校はサンタスクールのハーバード大学と呼ばれています。このジャンルの「トップスクール」であり、世界中から「勉強したい」という人が集まってくるのです。
毎年秋になると、世界各国から200人以上の男女が集まり。3日間の講習では、如何に外見だけでなく、マナーや歓声を上げる姿勢など、プロのサンタクロースになるように学びます。
サンタの格好をするだけでなく、サンタクロースのように話したり、歌ったり、踊ったり、アメリカ手話を使ってクリスマスに関連する言葉を発したり、子どもたちの質問に答えたりすることを学びます。
この間、当地の保育園の子どもたちが訪れ、質問をします。そこで、参加者は質問に答える方法を学びます。
コース終了時には修了証が授与され、ショッピングセンターでサンタクロースを演じるなど、自分のやりたいことができるようになるのです。
同校では、特にクリスマスシーズンに、他者への善意を広めるという使命を果たすことを目指しているといいます。
同校のホームページには、「サンタクロースの伝統を維持し、その歴史を守りながら、生徒たちが如何にサンタクロースとミセス・クロースを演じることを改善し、よりよく説明するために必要なリソースを提供し、人々の心に入り込み、出会ったすべての人にクリスマスの精神を伝える」とその主旨が書かれています。
(翻訳・橋本龍毅)