ハイチでタンクローリー爆発、60人超死亡 住民殺到し被害拡大
[カパイシアン(ハイチ) 14日 ロイター] – カリブ海の島国ハイチ北部にある同国第2の都市カパイシアンで13日夜、横転したタンクローリーが爆発した。当局によると60人以上が死亡した。アンリ首相は事故の被害者に会うため現地を訪問する。
当局者が地元メディアに話したところによると、タンクローリーは走行中、バイクを避けようとして横転したという。漏れ出した燃料を求めて多くの住民が殺到したため、被害が拡大したとみられる。
ハイチでは10月から1カ月近くギャングが石油供給施設を封鎖して出荷が止まり、全国的に燃料不足となっていた。先月になり燃料の出荷は再開された。
今年7月にモイーズ大統領が暗殺されて政治的空白が生じたことから、ギャングが勢力を拡大している。
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