世界保健機関(WHO)は14日、アフリカ地域の新型コロナウイルスの新規感染者数が5日ごとに倍増していると報告した。写真は3月5日撮影(2021年 ロイター/Monicah Mwangi)

アフリカのコロナ感染5日ごとに倍増、死亡者は低水準=WHO

[ダカール 14日 ロイター] – 世界保健機関WHO)は14日、アフリカ地域の新型コロナウイルスの新規感染者数が5日ごとに倍増していると報告した。デルタ株とオミクロン株の双方の拡散により、感染拡大ペースは今年に入ってから最も速くなっている。ただ感染による死亡者数は低水準にとどまっている。

WHOによると、12月12日までの週の新規感染者数は19万6000人を超え、前週の約10万7000人からほぼ倍増した。一方、この期間の死亡者数は19%減少した。

13日時点で人口の少なくとも10%が新型コロナワクチンの接種を受けていた国は20カ国。ロイターの集計によると、コンゴ共和国やチャドなどでは接種率は1%未満にとどまっている。

WHOは現在のペースに基づくと、アフリカのワクチン接種率が40%に達するのは2022年5月、70%に達するのは24年8月になるとの見方を示した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]