2017年1月12日、韓国ソウルにあるサムスン電子本社に掲げられた社旗(Chung Sung-Jun/Getty Images)

米中経済戦の最中…サムスン電子、テキサスに新たな半導体工場を建設

半導体供給網の確保をめぐり米中経済戦が激しさを増すなか、韓国サムスン電子が米テキサス州テイラー市に半導体工場を新設すると発表した。米国は今回の新設について、米政府の供給網再編に対する「米韓の持続的な努力の産物」と評した。いっぽう中国は、ファーウェイに対する制裁や米企業買収の失敗で、半導体市場拡大に苦戦している。

サムスン電子は11月23日(現地時間)、テキサス州知事官邸で開かれた記者会見で、米国内に新規ファウンドリー半導体生産ラインの建設敷地として同州テイラー市を最終選定したと発表した。同日の会議にはサムスン電子キム・ギナム代表取締役副会長、アボット州知事、コーニン米上院議員らが参加した。

同市の工場新設には170億米ドル(約1兆9500億円)が投じられ、同社の米国投資の中では過去最大規模となる。サムスン電子によると、今回の工場は5G、HPC(高性能計算)、AI(人工知能)など先端技術に不可欠な半導体が生産される。キム副会長は「グローバル半導体供給網の安定化はもちろん、雇用の創出、人材養成など地域社会の発展にも寄与する」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
ファウチ氏の日記1100ページが公開され、コロナ起源論争が再燃。「市場は発生源ではなく感染拡大の場」との記述も
「30分で街が水没」住民は今年も「予告なしのダム放流」と訴えた。なぜ毎年、同じ悲劇が繰り返されるのか
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中共第21回党大会を前に、高官の摘発が加速している。2026年上半期に処分された省・閣僚級以上の幹部は74人に上り、前年同期の2倍を超えた。専門家は、相次ぐ処分によって官僚の間に不満や動揺が広がっているという