地球の近くを周回している謎の天体は、月の破片かもしれない。 科学者が「月が衝撃を受けて分裂したものか」と見ているその謎の天体は、発見された2016年に、ハワイ語で「振動する天体」を意味するカモオアレワ(Kamo’oalewa)と名付けられた。(ShutterStock)

地球の近くを飛ぶ「神秘の天体」は月の断片か?

地球の近くを周回している謎の天体は、月の破片かもしれない。科学者が「月が衝撃を受けて分裂したものか」と見ているその謎の天体は、発見された2016年に、ハワイ語で「振動する天体」を意味するカモオアレワと名付けられた。

この天体は「準衛星」に分類されている。準衛星は、地球に近い小惑星のサブカテゴリーであり、この小さな星も、地球に比較的近い距離を保ちながら、同じく太陽の周りを回っている。

現在のところ、この不思議な天体は、非常に小さいこともあって観察が難しいため、あまり知られていない。その大きさはどのくらいかと言うと、ちょうど遊園地の観覧車ほどの大きさで、直径150~190フィート(約57メートル)。この「観覧車」が地球から900万マイルほど離れた宇宙空間にある。

▶ 続きを読む
関連記事
一般的なアミノ酸サプリメントが膵臓がん治療の助けになる? 患者16人の初期試験で見えた生存期間と腸内環境の意外な関係を紹介します
宇宙はビッグバンから始まったのか。1600人超の物理学者への調査で見えてきた、宇宙の起源や暗黒物質をめぐる未解決の謎を紹介します
免疫は強さだけでなく、炎症を落ち着かせる力も大切。健やかな加齢を支える「オフスイッチ」の仕組みと、睡眠・食事・運動の役割を紹介します
無神論だった女性が、2度の「死」を経験したと語ります。「天国で神に会った」という臨死体験が、彼女の信念を変えました
エレベーターより階段を選ぶだけで、心疾患による死亡リスクが約40%低下するかもしれません。約50万人のデータが示した階段上りの健康効果と、1日に上る目安の階数を専門家が解説します