chitorin / PIXTA

古人の知恵「過ちを正せば、運命は変わる」

明(みん)の時代のことです。

今の江蘇省江陰市にあたる場所に、張維彦という人がいました。まだ年は若いですが、文章がよく書けるので地元ではよく知られていました。

甲午の年、張維彦は朝廷の官吏登用試験を受けに行きましたが、合格できませんでした。試験の成績表を見た彼は、悔しさのあまり、自分に低い点数をつけた試験官たちを罵りました。「本当に才能のある人物を、試験官はまるで分かっていない!」。

その時、一人の道士が通りかかり、彼の声を耳にしました。道士は、憤慨している張維彦の背中に向かって、こう言いました。

▶ 続きを読む
関連記事
京都菓匠「清閑院」が米ニュージャージーのMitsuwaにオープン。宇治抹茶の和菓子で、日本の四季と風雅を届けます。
離陸と着陸時だけ窓のシェードを開けるのはなぜ? 知ると納得の航空安全の話です。
止まらない咳は、体からのサインかもしれません。中医学で咳に用いられるツボ「孔最」と、その刺激方法を紹介します。
スマホや通知に追われる毎日。実は、ほんの少しデジタルから離れるだけで、睡眠や集中力、心の余裕が大きく変わるかもしれません。自然の中で心と脳をリセットする「デジタルデトックス」の効果に迫ります。
「朝活」は本当に正解なのか。30日間の実験が教えてくれた、続けることと休むことの意味。