官邸でジョン・アクイリノ米インド太平洋軍司令官による表敬を受ける岸田文雄総理大臣(首相広報室提供)

米インド太平洋軍司令官、岸田首相らと会談 中国の進出に「深刻な懸念」

訪日中のジョン・アクイリノ(John C. Aquilino)米インド太平洋軍司令官は11日、岸田文雄総理大臣、岸信夫防衛大臣、そして林芳正外務大臣と会談した。日米双方は中国による軍事力を背景とした現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有し、抑止力の更なる強化に向けて緊密に連携することを確認した。在日米軍再編についても意見を交わした。

岸田文雄首相はアクイリノ司令官の訪日を歓迎するとともに、「日米の協力を一層進めることによって、『自由で開かれたインド太平洋』を実現し、地域、そして国際社会の平和と安定に向け協力していきたい」と述べた。

会談のなかで、双方は中国による一方的な現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有した。また、核開発やミサイルの発射実験を繰り返す北朝鮮の情勢について意見交換を行った。

▶ 続きを読む
関連記事
イランがホルムズ海峡の「厳格な軍事監視」再開を宣言。米国の海上封鎖への対抗措置として、通航タンカーへの発砲も報告された。トランプ米大統領による停戦延長の不透明感も相まって、緊迫した情勢が続いている
トランプ氏は、「米国は、我が国の偉大なB-2爆撃機によって生成されたすべての核の『塵』を受け取る。いかなる形でも、金銭の授受は行われない」と述べた
近年、米軍は中共を戦略目標に据え、自らの実力を強化しつつある。15日、米軍の高級将官が議会公聴会で、米国の敵対国の中で最も注目すべきは中共だと明確に指摘している。
ダン・ケイン米統合参謀本部議長はイランへの支援を試みるいかなる船舶も追跡すると表明。イラン産石油を輸送する「影の船団」も対象に含まれ、封鎖に従わない場合は武力を行使すると述べた。
トランプ政権はGMやフォードといった自動車大手、さらにGEエアロスペースのような産業界の大手企業に対し、自動車の組み立てラインを武器・弾薬の生産に転換する準備を整えるよう要請を行っている。