アムネスティインターナショナルの香港オフィスにあるロゴマーク。2021年10月撮影 (Photo by ISAAC LAWRENCE/AFP via Getty Images)

アムネスティ香港、年内閉鎖 中共の国家安全法で「自由な活動不可能に」

国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が香港にある2つの事務所を年内に閉鎖すると発表した。中国共産党の「国家安全法」施行により「政府からの深刻な報復を恐れずに現地で自由に活動することが事実上不可能になった」ことが理由だという。

同団体によると、香港の人権啓発を行う現地事務所は10月31日に活動を停止する。東・東南アジアの広範囲な地域を担当する地域事務所は年末までに閉鎖する予定で、業務はアジア太平洋地域の他の事務所に移管される。

アムネスティ日本は閉鎖に際し、公式ツイッターで「アムネスティはこれからも、香港の人たちと共に闘い続けます」とコメントした。

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する