スウェーデン通信機器大手エリクソン、中国事業の再編を計画=報道
スウェーデンの通信機器大手エリクソンは19日、中国での事業再編を計画すると示した。スウェーデン政府が昨年、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の次世代移動通信(5G)機器の販売を禁じて以降、同社の中国での売上高が大幅に減少したことが理由だ。
ロイター通信などによると、スウェーデン政府が1年前、米国や英国、オーストラリアに追随し、国内の5Gネットワークにおいてファーウェイと同業の中興通訊(ZTE)の機器や設備の使用を禁止した。これ以降、「エリクソンは中国での通信機器入札で苦戦している」という。
カール・メランダー最高財務責任者(CFO)は、同社の売上高に占める中国の割合は「10~11%から3%前後に低下した」と述べた。
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