2020年4月16日、USSアメリカ(LHA 6)の水陸両用攻撃艦隊は、F-35B戦闘機の演習のために東シナ海から南シナ海に急速に配備された(米国インド太平洋軍)

レッドフラッグ演習でF-22ラプターのパイロットが語ったF-35の実力

先月、米国空軍は、F-35ステルス戦闘機を、最高レベルの対空戦闘訓練に初めて参加させた。この訓練では、非常に現実的な空戦演習が実施され、F-35戦闘機が赤の陣営の侵略者の役割を果たし、青の陣営の戦闘機パイロットがさまざまな脅威に対処できるよう訓練する内容のものだ。 F-22『ラプター』のパイロットの中には、F-35のステルス性が対応の難しさと複雑さを増していると言う声もあがっている。

ネバダ州のネリス空軍基地で行われている『レッドフラッグ演習』は、空戦演習として始まったが、次第に高高度の空からの侵入者の脅威に対処する演習や、対空、対宇宙、対情報の脅威に対処するための訓練へと発展してきた。

空軍第57作戦群の司令官で、F-35のパイロットであるスコット・ミルズ大佐は、最近の声明の中で、「私の仕事は、ブルーチームの一日を楽にすることではなく、最も厳しい一日にすることだ。そのためには、F-35を戦場に投入する必要がある」と述べていると、米国技術ニュースの専門ウェブサイトが8月30日に報じている。

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