夏の冷房代は高すぎる? 節電と快適さを両立させる3つのポイント
まだまだ厳しい暑さが続いていますね。 かと思うと一転、大雨が降ってジメジメしたりもします。そんな中で、室内が蒸し暑く、風通しが悪くなり、洗濯物がなかなか乾かないということはありませんか? 除湿機やエアコン、扇風機をつけたいのですが、これにより電気代が一気に高くなるのも嫌ですよね。 電気代を節約しながら、効率よく部屋を冷やすにはどうしたらよいでしょうか?
台湾経済部エネルギー局が発表した「全国電力需給報告」によると、2019年の電力消費量のピークは3698万キロワットとされていますが、昨年8月にはすでに3735万1000キロワットに達しており、台湾の電力消費量において過去最高となりました。
夏の最大の金食い虫は「電気料金」です。エアコンの設定温度は、21~28℃で1℃上げるごとに6~9%の省エネ効果があります。
以下は、節電しつつ夏を快適にする3つのポイントです。
ポイント1:エアコンと扇風機の組み合わせ
エアコンにかかる費用を節約したいときは、省エネラベルの付いた家電製品を選ぶほか、扇風機とエアコンを組み合わせて、部屋の中の冷気の循環を速めるといいでしょう。
昔の扇風機と違って、今の扇風機は多方向に送風でき、「風量調節」などでより部屋の隅々に冷気を届けられるようになったため、子どもや高齢者が直接冷気を吹き付けられて、不快さを感じることなく、快適に過ごすことができるようになりました。
ポイント2:クールダウンできる家具を選ぶ
夏の夜にシーツで寝ると蒸れて気持ちが悪いので、冷感寝具を購入する人も多いようです。
例えば、抗菌加工されたクールマットレスなどよいかもしれません。 しかし、効果的に熱を逃がすためには、ベッドシーツや羽毛布団も冷感素材のものに交換すると、ベッドが冷えて一晩中涼しく過ごせるようになりますよ。
また、寝室に遮熱カーテンを設置することで、日差しによる温度上昇を防ぎ、エアコンの電気使用量を減らすことができます。
ポイント3:小物を使い、エアコンをつけないことで節電する
蒸し暑いなか、涼しい夏を過ごすためのマストアイテムの第1位は、衣類用の冷却スプレーです。体が冷えて消臭効果もあり、電気代も節約できて持ち運びにも便利な小型の携帯エアコンです。
ベストセラー第2位は冷麺器です。夏バテで食欲がないとき、家庭で冷麺を楽しむことができますよ。ベストセラー第3位のクールスカーフは、体熱を逃してくれるので、夏の外出時に最適です。
(翻訳 井田)