北京市検察当局、テンセント子会社への訴訟呼びかける IT企業への締め付け強化か
中国北京市海淀区検察当局は6日、IT大手テンセント(騰訊控股)が「未成年者の合法的権益を侵害した」として、公益訴訟を起こす団体があれば支持すると表明した。中国当局はIT企業への締め付けをさらに強めている。
海淀区人民検察院が発表した声明は、テンセントが手掛けるSNSアプリの微信(WeChat、ウィーチャット)関連製品「青少年モード」は、中国の「未成年保護法」に違反したとして、テンセントを相手取って民事公益訴訟を起こすとした。同声明は、公益訴訟を起こす計画のある機関や団体に対して、30日内に申し出るよう呼びかけた。30日後に訴訟を起こす団体がなければ、海淀区人民検察院が提訴することが可能になる。
「青少年モード」とは、未成年者のインターネット上での有害コンテンツを排除し、使用時間の制限などでネット依存症を防ぐために設けられた機能である。中国当局は今年6月1日、「未成年者保護法」の改正に伴い、国内の各ネットプラットフォームやアプリに「青少年モード」を備えることを義務付けた。
関連記事
中共当局が社会保険料の徴収を強化し、未納企業への処罰を厳格化する。賃金低迷や就職難に苦しむ若者からは「生活費だけで精いっぱい」と反発が広がる。ウェイボーでは関連話題が4800万回以上閲覧された後、閲覧できなくなった
中国のメモリー大手、長鑫科技の株価が7.77%急落し、時価総額は2千億元超減少した。黒字転換、自社株買い、次世代DRAM技術という好材料にもかかわらず株価が下落した背景を探る
歌って踊るだけのはずが、客とのデートまで仕事に? 中国で人気のライブ配信。その裏では、女性たちに太客への営業や接待まで求める会社があるという。「まるで接待業」女性配信者たちが明かした実態とは
隣の席の学生が、実は「密告者」かもしれない。中国の大学では、学生も教師も監視対象。誰が当局に情報を流しているのかわからない。台湾・香港の留学生が明かした、自由にものを言えない大学の実態
中国で起きた悲劇。わずか約100円の「ガス代が半分になる」という節約グッズを使った一家を悲劇が襲った。しかも類似品は今もネットで販売されている