BLM、テロリストの亡命受け入れるキューバ共産主義政権を称賛
反差別運動ブラック・ライヴズ・マター(BLM)は14日、キューバで起きた抗議デモは「残酷で非人道的」な経済制裁にあると非難した。いっぽう、FBIの最重要指名手配テロリストの亡命を認めたキューバ共産主義政権の「連帯」を称賛しており、その過激な思想の体質をあらわにした。
キューバでは11日、共産党政権下で人権侵害や経済状況の悪化に苦しむ市民が政府へ大規模な抗議デモを行い、独裁政権の終焉を求めた。キューバ政府は混乱を抑え込もうと、多くの市民を不当に拘束し、インターネットを遮断するなどの措置をとった。米政府は抗議デモに支持を表明し、キューバ政府を非難している。
BLMは、「米連邦政府によるキューバ人への非人道的な扱いを非難し、経済制裁を直ちに解除するよう求める」とSNSに投稿した。さらに米政府の政策は「キューバを混乱させ、キューバ人が自国政府を選ぶ権利を侵害するという明確な意図のもとに制定されたものだ」と混乱の原因は米政府にあると批判した。
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