オニヒトデ。参考写真(Steve L. Martin, Attribution 2.0 Generic, CC BY 2.0)

台湾・太平島でオニヒトデ大量発生 サンゴ9割死亡

台湾の研究チームが4月、太平島の海域を調査したところ、水深2メートル以下の海底礁のサンゴ9割がなくなっていたことがわかった。台湾政府は国立海洋研究所と協力して、オニヒトデがサンゴ礁に与える影響を緩和するための解決策を模索している。

中央研究院生物多様性研究センターの鄭明修(てい・めいしゅう)氏が率いる研究チームは、太平島に6つのモニタリングサイトを設置した。その結果、平均サンゴ被度が2017年には50%に達し、2021年には1%以下となり、99%のサンゴがなくなったことを発見した。

研究チームは、太平島から2400メートルを離れた南西海域に行ってみると、途中ですべてのサンゴがなくなっているのを確認した。日本統治時代の太平島の沈船には30匹以上のオニヒトデが発見された。

▶ 続きを読む
関連記事
毎日何気なく口にしている食品が、脳の老化を早めているかもしれません。砂糖や精製炭水化物、加工肉など身近な7つの食品と、今日からできる脳を守る習慣を専門家の研究とともにわかりやすく解説します。
『黄帝内経』は難解な理論ではなく 自然と身体を同じ流れで見る視点の書。春のエネルギーの動きを例に 古典の考え方をやさしく読み解く入門的解説。
沈黙は消極的な態度ではなく、内面を整え思考を深めるための主体的な選択だと筆者は語ります。騒音の時代における静けさの意義を問い直す一篇。
最近、日本でもちらほら現れている現金不可の店。海外では利便性で日本より普及しているが、その裏では手数料と取引の記録がなされている。利便性の裏で失われるものとは
潰瘍性大腸炎の症状改善に、身近なココナッツウォーターが役立つ可能性?最新研究が示した寛解率の変化と、腸内環境・カリウム補給の観点から見る新たな食事アプローチを解説します。