2015年に国防総省が提供した、「GIMBAL」とラベル付きのビデオの画像で、雲に沿って高く舞い上がり、風に逆らって移動する不明の物体(C)が追跡されている。(AP経由の国防総省)

米軍パイロット、UFOと11回の「ニアミス」を経験=DNIレポート

米国政府が6月25日に発表した初の報告書によると、2004年以降、空軍パイロットはUFOとして知られる未確認航空現象(UAP)に複数回遭遇したことがあり、しかも、異常接近で衝突の恐れがある「ニアミス」も11回確認されていた。

報告書は、2004年までに記録された144件のUAPを調査した。そのうち11件が空軍パイロットに「ニアミス」を起こさせたとしている。

この報告書は、国家情報長官室(DNI)が米海軍主導のUAPタスクフォースと共同で発表したもので、この11回のニアミスを現在「進行中の空域の懸念」の例として挙げた。またパイロットは、安全上の問題に遭遇すれば報告する必要があると指摘している。

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