殲10(J-10)を背にスマートフォンで撮影する女性兵、参考写真(JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)

中国国営メディア、インド軍の爆弾投下映像を盗用か 軍事力の誇示に利用

中国国営メディアはこのほど、国産戦闘機の殲-10(J-10)と人民解放軍空軍のパイロットを紹介するビデオを公開した。しかし、映像の一部は、インドのテジャス(Tejas)戦闘機の映像を盗用したものだと、ネットユーザーに指摘された。

殲10(J-10)は、人民解放軍の主力戦闘機の1つとされている。中国中央電視台(CCTV)が所有する中国国際テレビネットワーク(CGTN)は27日、共産党政策のなかで活躍する人物を取り上げるプロパガンダ番組「人民の味方」のなかで、空軍パイロットとして15年務めるFei Dong氏について放送した。

このなかで、殲-10が爆弾を投下する様子が映し出されていた。しかし、この映像は2013年に行われたインド空軍のテジャス戦闘機が行なった訓練の映像だったと、ツイッターのユーザーから指摘された。この後、CGTNは該当の映像を映した投稿を削除した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党が実施したSLBM試射は巨浪3ではなく巨浪2改良型との見方が浮上。第二列島線突破を想定し、西太平洋での軍事的威嚇と対米シグナルの意図が指摘される。中露連携の動きも地域緊張を高めている
中国資本企業による越境環境汚染にタイで怒りが噴出。最近、市民らは首都バンコクにある中国大使館前で習近平のマスクを着け、「ここはタイであり、北京ではない」と抗議活動を行った
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている